緊急用メガネの新作登場

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     このブログでも以前にご紹介をしました緊急用メガネの新作が12月に発売されることになりました。
    展示会にて実際に試してみましたが、なかなかよく見えて便利さを感じました。

    緊急用メガネ

    これが依然にご紹介したタイプで2枚のレンズが稼働していろいろな度数を作り出す仕組みでした。
    今回の新作は下写真のようなものです。

    新アドレンズ

    左右にある丸い部分を回すとレンズの中に入っている液体が増減し、凸レンズ、凹レンズと様々な度数を作り出す仕組みになっています。
    -4.50D(中程度の近視)~+3.50D(強めの老眼又は遠視)への対応が可能となっています。
    価格は7,600円だそうです。
    緊急用としての用途は勿論ですが、液体の増減によって度数を変化させられるという仕組みは進化しだいで今までのメガネのあり方を変えていく可能性もありそうな気がします。

    ※ 前回も書きましたが、避難袋には必ず避難用メガネを入れておくことをお勧めします
      特に近視の方は必須アイテムになります。

    疲れ目検査に朗報な機械登場

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      パソコンやゲーム、大型テレビなど、 疲れ目で困っている方は拡大しているようです。
      疲れ目の原因はいろいろありますが(眼鏡職人倶楽部ホームページ参照)特にピント合わせ系を原因とするケースは多数あります。
      こんなピント合わせ系の疲労状況を簡単にチェックできる便利な機械が登場してきました。
      メガネ屋さんや眼科にいくとコンピューターで自動検査しますという機械がありますが、そこにピント合わせ系疲労の状況確認ができる機能がついたものです。

      調節機械自動屈折検査機(オートレフ)にピント合わせ疲労機能がついた新機種

      ピント合わせのことを「調節」といいますが、今までは調節の「量」を測定して問題の有無を判断していました。年齢の割に調節力が弱いのではないか…などです。
      今回の機械では、「少し近くを見た場合」「中程度の近くを見た場合」「ぐんと近くを見た場合」それぞれのストレス程度が色つきグラフでわかるようになっています。
      機械が自動的に調べてくれるので検査技量もたいして必要ありません。

      正常な調節テクノストレス

      左のグラフは正常な人の状態です。
      グラフ右側は調節負荷を加えているので多少のストレスはあっても許容範囲ということがわかります。
      右のグラフは「テクノストレス」がある人の状態です。
      グラフ右側では調節負荷が加わると強いストレスが出ていることがわかります。
      このような場合は、まずお医者さんに行って疲れ目治療をすることが第一になります。
      併せて、調節サポートレンズを使用したり、パソコン等の作業時間や環境改善をすることも大切になると言えます。

      この機械は、まだ出荷台数が少ないので高価ですが、多くの眼医者さんやメガネ店に導入されてくれば価格も下がるでしょうし、疲れ目をより掘り下げてサポートすることもできるのではないかと思います。


      レンズの歪みが簡単にわかる機械が出ました

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         先日、メガネの大きな展示会に行ってきました。
        いろいろと新しい機械や商品が出品されていましたが、その中の一つをご紹介します。
        レンズの歪み(ひずみ)がわかる機械です。
        フレームに枠入れ加工をする際に無理があったり、夏場の車に放置して熱によって表面コートが歪んでしまったり等が原因で発生します。
        昔はレンズがガラスでしたので、無理な加工をすると簡単に割れますので必ず歪み検査をしていましたが、最近ではプラスチックレンズですので結構ムリをしても枠入れ加工はできてしまいます。
        特にセル枠ではフレームを温めればレンズの削りサイズが不適切に大きくても見た目は普通に枠入れができてしまいます。
        しかし、掛けている方は当然歪んだレンズを通して見ているのでスッキリしない、掛けていると何か疲れるといった不具合が出てしまいます。
        このような歪みを簡単に見るのが下写真の機械となります。

        ●メガネをセットしたら歪みチェックの丸の色をみます。青色ならOKです

        歪みなし

        歪みあり

        ●下写真のようにオレンジ色や赤色の場合はNGです

        数年間使用しているレンズであればお取替えをお勧めします。
        最近のメガネ業界で問題なのは、購入直後なのに不適切な枠入れ加工で歪みが出てしまっている場合なんですよね…
        けっこう、多く出回っていますのでご注意ください。

        50歳からの遠近ライフ提案2

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          またまた暫くお休みをしてしまいました。
          50歳からの遠近ライフ提案を続けていきます。
          前回は、老眼度数別にお奨めする遠近両用レンズのスペック段階を整理してみました。
          今回は、ちょっと視点を変えた提案をしてみます。
          結論から言うと、「遠近両用メガネをベース」とした使い方から「室内常用メガネをベース」に転換する発想です。
          室内常用レンズについては、以前に書いていますのでよろしければご確認ください。
          少し復讐しますと…
          ●室内生活時間が増えている(80%)
          ●室内において、遠近両用の「遠」領域はあまり使用されない
          ●室内ではむしろ「中」領域の方が使われる
          ●つまり、室内生活重視であれば「中」「近」重視にした方が効果的である
          ●室内距離を快適にすれば80%の時間が快適になることになる

          新遠近使い分け

          上の図で言うと、真ん中が遠近両用でとなり、右側が室内常用ということになります。
          今回の提案は、次のような方に特にお奨めです。
          ●室内生活が長時間で、パソコンなどの作業をたくさんする方
          ●遠近両用を使用しているのだが、どうも満足が得られない方(特に室内距離において)
          ●遠近両用を試してみたが、不快感があって挫折してしまった方    など等

          更にもう少し付け加えれば左側のラインは遠方重視のタイプです。
          遠近両用の「近」を抑えることで、よりスッキリとした遠方視界が得られるものです。
          先ほどの室内常用でも中程度老眼までであれば、けっこう遠方も見えるのですが高度老眼に
          なってくると限界もあります。
          このような場合に遠方重視タイプを使うと、ドライブやゴルフが抜群に調子良くなります。

          [今の遠近両用に満足が出来ない方、挫折してしまった方へ]
          1・室内用とアウトドア用を分けて使うという新発想を是非お試しください
          2・遠近両用をベースにしている方でも室内作業が多い方は室内常用をお試しください
          3・ドライブやゴルフをされる方は、遠方重視タイプをお試しください

          50歳からの遠近ライフ提案1

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            50歳からの遠近ライフ提案です。
            なんで50歳なのかというと、老眼度数が中程度になり遠近両用の不快感が出やすいからです。
            これより前の世代であれば、老眼度数が弱いので比較的どのタイプでも違和感は少ないものです。

            [まずは基本的な遠近両用レンズを整理してみます]
            遠近両用基本分類
            赤矢印をまずご覧ください。
            遠近両用といっても設計レベルによって何段階かに分類できます。
            もうすでに一時代昔といえるものから、ここまで突き詰めるの?
            という超ハイスペックまであります。
            もちろん、設計ランクが上がる程お値段も高くなっていきます。

            参考程度に度数とお勧め設計ランクを独断で提案すると…

            ●50歳前の老眼加入度が1.50D以内であれば右図の量産型
             でもけっこう満足できると思います。
             よく遠近両用セットとして販売されているものですかね…
             ついでに言うと弱い老眼加入度の人がハイスペックなレンズを
             使用しても元々たいした不快感が出ないのであまり変わらない
             というのが本当のところです。

            ●50歳くらいになると老眼加入度が2.0Dを超えてくるので右図
             であれば、下から3ないし4番目クラスがお勧めです。
             もちろん量産型でも作れますが不快感は強くなってきます。
             下から3つ目は眼鏡職人倶楽部HPでも紹介していますが、
             例えば近視系、遠視系というタイプ毎に設計を修正している
             レンズのことです。これだけでも不快感抑制効果はかなり
             あります。
             更に4つ目になると最新の「内面設計」という技術を取り入れているので、より個々の度数に対し
              て不快感を抑える効果が高くなっています。

            ●55歳を超えると更に不快感が拡大しやすくなるので機能ランクアップがお勧めです
             老眼加入度数が2.50Dを超えてくるとかなり強い不快感が出やすくなります。
             人によっては購入したけど不快感が強くて掛けられない。結局タンスの肥やしという結果になりや
              すいレベルです。
             ここでは、セミオーダー設計がお勧めです。近視や遠視・乱視という屈折異常に加えて、老眼度数
             の強弱やフレーム形状等も総合的に勘案して作成ができます。

            ※ いずれにしても遠近両用は必ず不快感領域があるレンズです
            ※ 老眼加入度が強くなる程、不快感領域は拡大します
            ※ 老眼加入度が弱い段階からの使用が無理のないなれ方のコツにもなります。

            遠近ライフの総まとめシリーズなので何回かに分けて書いていきます。
            私事で恐縮ですが、北海道にしばらく行きますので次回は来週末くらい…?

            屋外用の遠近両用という発想

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               少し前に「新発想! 室内常用メガネ」について書きました。
              今回は、まったく逆発想での「屋外用の遠近両用メガネ」についてです。
              特にドライブやゴルフなどのような完全な遠方距離がメインになるわけです。
              考え方としては室内用と逆で次のようになります。

              1・遠近両用の「近」は抑えてしまう
              2・これによって「遠」を中心にワイドな視界が得られる
              3・近方(老眼)を抑えることによって、遠近両用特有のユレ・ユガミも大幅に減らせる

              この条件を仮にゴルフに当てはめてみると…
              1・ゴルフ中はせいぜいスコアカード程度しか近くは見ないので不便は少ない
              2・遠方視界が広いので快適な見え方になる
              3・ショットの際の足元空間も老眼度数を抑えているので違和感は大幅に少なくなる


              高加入

              上は比較的老眼度数が強い方がそのまま作った遠近両用メガネのイメージです。
              側方に強めの乱視ユガミ領域がけっこう大きくあります。

              遠方重視

              下は老眼度数を抑えて、遠方重視設計にした場合のイメージです。
              不快感、ショットの邪魔になる強めの乱視ユガミは大幅に減ることになります。


              室内常用メガネも同様ですが、少し用途を絞ることで特定用途での快適さを追求しています。
              レンズ自体の設計も重要ですが、これらのレンズの持ち味をキチンと引き出すフレーム選定や
              加工、フィッティングも大切な要素になります。
              この辺りが眼鏡専門家だけが対応できる領域になると思います。
              何でもご相談ください。

              ちなみに商品名で言うと、私はセイコーのファンドライブ、パシュートEVというレンズとニコンのファーストステップ・アイというレンズをよく使っています。


              遠近両用レンズのテストレンズは日本だけの文化?

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                 先日、レンズメーカーさんの勉強会に参加して教えてもらった雑学です。
                遠近両用メガネを検査して作成する際には、必ずいくつかのテストレンズを使用してお客様に試してもらっています。
                これは日本であれば、どこのメガネ屋さんでも行っていることです。
                ところが、この遠近両用メガネのテストレンズというのを使用しているのは日本だけだというお話でした。ビックリしました。
                遠近両用メガネは普通のメガネと比べると違和感などを感じやすいので試し装用なしで大丈夫なんでしょうかね…
                この辺りも日本ならではのきめ細かな対応ということになるのでしょうか。
                遠近両用には、いろいろなタイプが出ています。
                購入の際にはテストレンズで十分な試し装用をしてからお求めになることをお勧めします。

                遠近テストレンズ


                室内常用メガネという新発想2

                0

                  前回は室内常用レンズの概要についてお話しました。
                  繰り返しになりますが、めちゃくちゃ使いやすいです。
                  ◎老眼鏡といえば老眼鏡なのですが、パソコン抜群! 室内遠方距離OK! 歩いてもOK!
                  ◎遠近両用といえば遠近両用なのですが、ユレ・ユガミがほとんどない
                  今までにあった中近両用とは全く別物だと評価しています。

                  ちなみに商品名を紹介しますと以下の商品のことです。
                      ニコン発売        H&O(ホーム&オフィス)
                      セイコー発売    インドアLD

                  今回は何故このような快適さを実現できたのか簡単に整理してみます。

                  1・まずは遠近両用レンズの設計イメージです
                    遠方、中間、近方と複数の度数が入るため、と゜うしてもユガミ領域が発生してしまいます。
                    少しでも邪魔にならないように端に寄せています。
                    ユガミ程度も「経度」「中度」「強度」というように段階があります。
                    中度以上になると不快感の原因となってきます。

                  遠近の基本設計



                  2・室内常用の設計イメージと考え方
                    下のイメージを見てください。遠方部を外して中間部と近方部を中心に赤丸を書いてみました。
                    この赤丸内だけを見ると、気になる中度以上のユガミはほとんどなくなります。
                    (老眼度数によっては変化しますが、遠近設計よりは格段に減ります)

                  室内常用1

                    この赤丸範囲だけでレンズを作ると下図のようなイメージとなります。

                  室内常用2


                    さらにメガネのフレームに枠入れをすると下図のようになります。
                    遠方部分は当然少なくなりますが、室内距離である中間距離部と手元距離部が格段に広くなって
                    いることとユガミ領域が少ないことがわかると思います。
                    車の運転やゴルフ等のアウトドアシーンで特に遠方視力を必要とする場面では不足ですが、
                    室内生活80%時代なので、室内では快適になるわけです。

                  室内常用3



                  室内常用メガネという新発想1

                  0
                    室内常用メガネというものをご存じでしょうか?
                    要は遠近両用レンズの仲間のようなものなのですが…
                    たまたまテストレンズを試用してみたところ抜群に調子がよいので私も愛用しています。
                    現在、遠近両用レンズを使用している方は多くいると思いますが、どうしても加齢と共に見える範囲が狭くなったり、歪みが強くなったりと使いにくい点も出てきてしまいます。
                    このような現状に対しての新発想としての「室内常用メガネ」を紹介してみます。

                    [なぜ遠近両用は加齢と共に使いにくくなるのか]
                    遠近両用レンズは、一つのレンズに「遠方部分」「中間距離部分」「近方距離部分」があります。
                    これだけでもそれぞれの見るスペースは制約されるわけですが、老眼度数が強くなると見える範囲が狭くなります。(下図の白い部分が明瞭に見える部分)

                    収差分布図

                    高齢化の進展で強い老眼度数の方が増えています。つまり、構造的に遠近両用メガネではなかなか満足のいく明瞭視野が得られなくなっているわけです。
                    (各メーカーでも開発を進めて少しでも広く安定した視野を得られるレンズを作っていますが…)

                    このような設計技術の話とは少し話が変わりますが、現在では室内生活時間がとても増えています。平均すると一日の内、70%〜80%は室内生活をしているという調査もあります。
                    これをよく考えてみると以下のようなことが導かれてきます。

                    1・室内生活80%時代に入ってきた
                    2・従来型遠近両用では、強老眼(加入度といいますが)世代は使いにくい面がある
                    3・更に、室内生活では中間距離を使うことが多いが遠近両用では中間距離は特に不便である

                    ⇒    遠近両用の「遠」を外してしまったらどうだろうか!!
                            室内であれば「遠」の必要性もない
                            「遠」がなければ、「中間距離」「手元距離」はワイドな視野が獲得できる

                    かなり昔から同様の発想で「中近両用」というものはありましたが、やはり老眼度数が強くなると室内中間距離が見にくいという限界があり今一つ普及はしませんでした。
                    しかし、近年の技術革新によって本当にスッキリ見える第二世代の中近両用「室内常用タイプ」が
                    開発されました。

                    ◎ 老眼鏡なのにテレビも見えるし、掛けて歩ける
                    ◎ 遠近両用系設計なのに視野が広く、ユレやユガミがほとんどない
                    ◎ パソコンディスプレーが特に抜群に見やすい

                                                                                                                                        つづく


                    青色光生活に関する注意喚起3

                    0
                       今回は青色光から眼を保護するレンズについて紹介します。
                      青色光を遮断ないし減退させるレンズには大きく分けて2タイプあります。
                      一つには完全に青色光を遮断する遮光レンズと言われているものです。
                      前回のブログ末尾に写真入りで載せてあるものが遮光レンズです。
                      青色光線が完全に遮断されます。
                      このレンズは主に網膜疾患等でダメージを受けた方の保護用として使用されています。
                      一つの欠点としては、青色が消えてしまいグレーに見えるので青色の見分けができなくなることです。
                      電気配線で青色コードとグレーのコードがあっても判断ができなくなってしまいます。
                      (青色のない世界になってしまう)
                      青色レンズ青色に遮光
                      左が青色レンズです。このレンズを見る際に遮光レンズを通すと右のようにグレー系の色になります。

                      もう一つにはフィルターレンズと呼ばれているものがあります。
                      このタイプは、青色光は15%〜25%程度減退させる効果があります。
                      カラー濃度が濃くなれば更にカット効果は変わります。
                      この程度のカット率であれば、青色のない世界にはなりませんので日常的に使用ができます。
                      更にコントラスト感度を高める効果があるので、ご年配の方で薄暗い場所が苦手という方にはスッキリ、ハッキリ見えることが期待できます。
                      最近ではニコンから「シークリアブルー」というレンズコーティングで青色を減退させるレンズが発売されました。従来の染色タイプに比べると青色以外は減退させないので明るさを維持した状態で青色だけ減らせる効果があります。
                      カラーの組み合わせも自由なので、パソコン用、ゴルフ用と用途にマッチした色を使用することで一層使いやすい視界を実現できることになります。

                      コントラスト10コントラスト5コントラスト3

                      LED照明を使用しているテレビやパソコン等を長時間見る方は青色光減退効果のあるフィルターレンズを使用する必要な時代になったのかもしれません。


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