レンズの歪みが簡単にわかる機械が出ました
いろいろと新しい機械や商品が出品されていましたが、その中の一つをご紹介します。
レンズの歪み(ひずみ)がわかる機械です。
フレームに枠入れ加工をする際に無理があったり、夏場の車に放置して熱によって表面コートが歪んでしまったり等が原因で発生します。
昔はレンズがガラスでしたので、無理な加工をすると簡単に割れますので必ず歪み検査をしていましたが、最近ではプラスチックレンズですので結構ムリをしても枠入れ加工はできてしまいます。
特にセル枠ではフレームを温めればレンズの削りサイズが不適切に大きくても見た目は普通に枠入れができてしまいます。
しかし、掛けている方は当然歪んだレンズを通して見ているのでスッキリしない、掛けていると何か疲れるといった不具合が出てしまいます。
このような歪みを簡単に見るのが下写真の機械となります。
●メガネをセットしたら歪みチェックの丸の色をみます。青色ならOKです
数年間使用しているレンズであればお取替えをお勧めします。
最近のメガネ業界で問題なのは、購入直後なのに不適切な枠入れ加工で歪みが出てしまっている場合なんですよね…
けっこう、多く出回っていますのでご注意ください。
- 2011.10.13 Thursday
- メガネ
- 18:21
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- by 眼鏡職人倶楽部